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Channel: 中村 仁 | アゴラ 言論プラットフォーム
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中東危機再来なのに経産省が石油部をなくしていた拙速

エネルギー政策の主柱が脱炭素化では イスラエルとイスラム組織ハマスが激突し、中東危機で世界が激震に襲われています。今年は第4次中東戦争を契機(1973年10月)とする第1次石油危機からちょうど50年あたりにます。石油危機

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財政金融の共同作業なくして異次元緩和の出口なし

反対方向を向いている政府と日銀 日銀が金融政策決定会合で、長期金利の1.0%超えを容認することを決めました。7月に続く長短金利操作(YCC)の修正で、市場関係者は「徐々に異次元金融緩和の出口に向かう」とみています。 朝日

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解散断念の「首相の誤算」は有権者にとっては朗報

世論調査は6割が反対 岸田首相は年内の衆院解散を見送ることにしました。主要新聞は「首相の誤算」とか「支持率低迷で追い込まれた」などと書いています。首相にとっては誤算であっても、物価高対策としては無益な定額減税、選挙目当て

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任命責任を問うどころではない日本政治の質的低下

トップにも中堅にも人材が不在 9月の内閣改造後、政務三役の更迭は3人目となりました。NHKの世論調査でも内閣支持率は29%(7ポイント下落)で瀬戸際の30%を割ってしまいました。普段は高めの支持率が出るNHKでさえこの有

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池田大作氏は宗教家というより稀代の大衆運動家

宗教家の枠での評価には限界 11月18日の新聞朝刊を開きましたら、創価学会の全段1㌻のカラー印刷の広告が掲載され、驚きました。「かつての発射口はいま、平和へ向けられている。人を信じ、世界と進む。創価学会」とあります。 「

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異次元緩和の出口を黙殺した黒田・前総裁の「私の履歴書」に失望

日本経済の国際的地位の低下も無視 黒田東彦・日銀前総裁が11月、日経新聞の人気コラム「私の履歴書」に登場し、驚かされました。「退任後、1年も経たないのに登場したのは異例すぎる」、「巨額の国債発行を日銀のファイナンス(大量

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マネーロンダリングもどきの派閥の政治資金の還流

政界版の資金洗浄に相当か 自民党最大派閥の安倍派で中枢幹部6人がパーティー券収入から多額のキックバック(還流)を受けていた疑いで、東京地検特捜部が捜査しています。捜査対象はもっと大勢の議員です。次々に情報がリークされ、更

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大規模金融緩和を修正しても経済停滞は止まらない

アベノミクスでぬるま湯に浸かった 日銀は18、19日に金融政策決定会合を開き、10年以上続く大規模金融緩和(異次元緩和)政策の方向転換をさらにどう進めるか議論します。植田総裁が「年末から来年にかけて一段とチャレンジングに

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世界的規模の高負担時代における国家予算のあり方

何もかも政府頼みだから危機が来る 政府は総額112兆円もの来年度予算案を決めました。2年連続で110兆円台を超え、6年連続で100兆円を超えることになりました。異次元金融緩和はやっと「出口の入り口」にたどり着いたようです

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「歴史をご破算に願いまして」の逆回転が世界で多発

資金疑惑が集中する安倍派の再評価 21世紀に入り、特にこの10〜20年、世界的に多次元の分野で歴史の歯車の逆回転が加速しています。世界も日本も、外交、政治、経済、社会もそうです。大きな問題から身近な暮らしの問題まで、われ

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異次元緩和をめぐる「中公新書」対「岩波新書」の優劣

ドキュメントと経済理論の対決 植田・日銀総裁の下で異次元金融緩和からの転換が始まろうとしています。タイミングよく中公新書から「財政・金融政策の転換点」(飯田泰之・明大教授)、岩波新書から「ドキュメント異次元緩和」(西野智

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そこまで書くのか?日経新聞の「相場あおり運転」を憂う

証券業界紙的な体質の修正を 日本の株価が9日に33年ぶりの高値、終値は3万3763円をつけました。11日も3万5000円の高値でした。年内には1989年12月のバブル期の史上最高値3万8915円を更新すると、はやす声も聞

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派閥解消を引き金に自民党の世代交代を進めたい

時代の中核的世代が政治を担え 政治資金の還流疑惑事件で、東京地検特捜部は安倍、二階、岸田派を立件したものの、会計責任者らだけを起訴し、幹部議員は見送りという尻切れトンボの幕引きになりました。検察も自民党も正体を見せたので

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大きな政治論を欠いた資金疑惑の追及の虚しさ

小さな政治論の各論が優先 連日、自民党の派閥の解消、裏金事件の追及が新聞、テレビ、ネットでにぎわっています。この1、2か月、同じようなニュース、コメントばかり溢れ、もう飽き飽きしている人が多いでしょう。私もそうです。 「

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日経「私の履歴書」で知る財務省OB「日銀・黒田と五輪・武藤」の優劣

2人の高官の去り際のドラマ 日経新聞で定期的な購読者が最も多いと思われる連載コラム、著名人による「私の履歴書」(1か月)に異変がありました。昨年11月に財務省財務官OBで日銀総裁を務めた黒田東彦氏、今年の1月には事務次官

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文春砲「五輪汚職・高橋被告の激白」が暴露する政治家の狡猾

罪は民間人に押し付ける 週刊文春は「五輪汚職、高橋被告が独占7時間」というインタビュー記事(2月15日号)を掲載し、五輪組織委員会に高橋治之被告を理事として招き入れた安倍、森元首相に憤懣をぶちまけています。「なぜ俺が全て

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インフレ率を加味した「史上最高値の株価」は5万7千円のはず

3万8900円の実質価値は2万700円 日本の株価が34年前につけた史上最高値3万8915円の圏内に高騰しました。過去34年間の平均インフレ率0.6%を加味すると、実質的な最高値は5万7000円に相当する。ChatGTP

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本当の姿が見えにくい「史上最高値の株価」の虚実

筆頭株主が日銀という奇形な市場 株価が3万9000円台をつけ、34年ぶりに最高値を更新しました。4万円超えの強気論も浮上しています。全国紙はどこも1面トップの扱いで、日経新聞の1面は紙面のほぼ全部を占める「全段ぶち抜き」

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野党は政治刷新戦線を組み自民党に圧力をかけよ

稀にみる政治改革の好機到来 自民党派閥の裏金事件を巡り、2日間わたる政治倫理審査会が行われ、日本が政治を刷新する好機がきたのに、虚しく時間を空費しています。新聞、テレビも説教調の報道を続けていれば、自民党が自ら改革に動き

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日米とも深刻な政治危機の中で株価は最高値の怪

政治不安がマネーばらまく 泥沼状態にはまった米大統領選、岸田政権の支持率の急落といい、日米ともに深刻な政治危機に陥っています。その中で株価は両国とも史上最高値を更新しました。政治的安定がマネー市場の安定に欠かせないという

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