文科省前次官が安倍政権に前例ない反乱
リンクは、ANNニュース公式YouTube(編集部) 強引な官邸主導に不満が噴出 加計学園の獣医学部認可問題で、文科省前次官の前川氏が、安倍政権の強引な手法に反乱を起こしました。官邸の圧力の有無、内部文書の存在の有無、証人喚問の賛否など、獣医学部の開設の是非という核心部分の解明から、追及の焦点がずれて行くに違いありません。ひょっとしたら、それは官邸が望むところなのかもしれません。...
View Article前川氏の証人喚問で官邸は対決を
安倍政権に「反旗」を翻した前川喜平・前文科事務次官(朝日新聞2017年5月25日朝刊、記事部分は加工しています:編集部) 核心的な議論をなぜ避ける...
View Article子供にも知ってもらいたい産業力再生法
英語と理科とソフトの一体教育 珍しく榊原経団連会長が正論を吐いています。「国会で集中審議すべき項目は山ほどある。優先順位からすると、加計学園ではないだろう」と。国際的な電機メーカーの役員を務め、工学博士号を持つ知人も「獣医学部を一校分、新設しても、産業力の強化にわずかな効果しかない。政治が扱うべき最重要政策があるではないか」と、憤懣やるかたない様子です。...
View Article子ガモ保護に警官5人が出動する平和国家
写真はイメージです(写真AC:編集部) 近所からの110番でパトカーも 先日の日曜日の午後、近所がざわつくので外に出て行ってみると、パトカーと警察官が出動して、人だかりがしていました。何か事件かな、思いました。警察官は5人もいるのです。最近、九州で警察官が自分の妻子3人を殺したばかりです。場所は中央線国立市の静かな住宅街です。嫌な気分です。...
View Article世界遺産になるか「モンテンルパの夜」
渡辺はま子が歌った「モンテンルパの夜は更けて」は、昭和27年に20万枚の大ヒットとなりました。それから65年経ち、フィリピンのモンテンルパ刑務所に収容されていた日本兵戦犯の赦免物語を知らない若い世代が増えてきました。けん命に釈放活動を続けてきた島根の洋画家の歴史的資料をユネスコの世界記憶遺産に申請し、戦争における赦しとは何かを検証する運動が起きています。...
View Articleトランプ大統領に似てきた安倍首相
首相官邸サイトより(編集部) 閣僚もマネしてはならない 国会、政党が取り組むべき重要なテーマはメジロ押しなのに、安倍政権は首相自らが火種をまいています。国際政治の世界標準だった米国でトランプ氏が登場し、政治的な正義、倫理が変質してしまいました。政治的正義、倫理はどうでもよくなってきたようです。安倍政権はまさかトランプ政権をマネしているのでないでしょうね。...
View Article消費税10%断念に向け早くも地ならし
財政規律の放棄の火の手 思わず耳を疑いました。自民党当選2回の議員30人が財政再建目標の放棄、消費税10%への引き上げ凍結、教育国債の創設など盛り込んだ提言をまとめるという動きです。財政規律の放棄を若手議員が勝手に提唱できるはずはありません。官邸の誰かが裏で糸を引いているに違いありません。...
View Article蓮舫氏の国籍報道で気になる朝日の偏向
蓮舫氏の会見を伝えた朝日新聞の記事は「差別」論からの指摘が目立った(19日朝刊より:編集部) ネットメディアに伝統メディア完敗 民進党の蓮舫代表が戸籍謄本の一部などを開示して、日本国籍の選択宣言を済ませていると、記者会見で説明しました。二重国籍の是非、戸籍謄本の開示、公職選挙法違反の問題点などに対する朝日新聞の編集姿勢をみて、随分と偏った報道をすると思いました。...
View Article朝日記者らの「フェイクニュース論」2冊の難点
何が真実か分からない情報時代 ネット社会を生き抜くには、フェイクニュース(偽情報)の見極めと、ファクトチェック(事実の検証)を欠かせない時代になりました。ほぼ同時に発刊された「フェイクニュースの見分け方」(新潮新書、烏賀陽弘道著)と「民主主義を壊すフェイクニュースの正体」(朝日新書、平和博著)を読んでみました。烏賀陽氏は朝日記者OB、平氏は朝日の現役記者です。...
View Article加計学園より重要な財政健全化の憲法問題
日銀の財政支援を国会はどう考える 衆参両院の予算委員会の集中審議は、加計学園問題で明け暮れました。安倍政権の体質、行政の公平・透明性を追及することは必要です。一方、この問題に集中するあまり、「本来の予算委員会の義務、任務を果たしていない」、「国会は国家の基本政策の審議を置き去りにしている」という不満、批判が高まっていることは事実です。...
View Article問われない首相の任命責任の軽さ
内閣改造の記者会見に臨む安倍首相(政府インターネットテレビ:編集部) 閣僚以下は給与返納や停職 安倍内閣の改造人事が決まり、何人かの閣僚は在職中の失態の責任を問われました。内閣改造を待たずに辞任した稲田防衛相について、安倍首相は「任命責任は私にある。厳しい批判は真摯に受け止める」と明言していました。首相はどのような責任の取り方をしたのでしょうか、するのでしょうか。...
View Article世襲議員が政治家の新規参入の障壁
新内閣にも世襲議員が多数(首相官邸サイト:編集部) 家業になったのか政治業 第3次安倍改造内閣は、首相を含め20人の閣僚のうち9人が世襲議員で、その比率は約5割です。党4役ではなんと3人が世襲議員です。世襲の比率は自民党が4割で他党に比べ圧倒的に高くなっています。それだけ国会議員を目指す人にとって、議員世襲は厚い壁、つまり参入障壁として立ちふさがっています。...
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