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Channel: 中村 仁 | アゴラ 言論プラットフォーム
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安倍首相は非民主主義者のようだ

選挙の意義をはぐらかす 安倍首相のG7サミット(先進国首脳会議)での振る舞い、消費税引き上げの再延期、同日選挙の扱いなどを見ていますと、民主主義制度や選挙が好きでない人物のように思えてきます。1強政権による強気、高い支持率による自信過剰からか、民主主義社会の基本的なルールよりも、自分の一存を強引に優先させる人物のようですね。...

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安倍さんは財政も金融も破壊する気か

どこかで聞いた「新しい判断」 安倍首相が10%への消費税引き上げを、19年10月まで延期すると表明しました。昨日の記者会見で「再延期はこれまでの約束と異なる新しい判断だ」と語り、参院選で信を問いたいと述べました。「はてな、新しい判断とは、どこかで聞いたことあるような言葉だな」。思い出しました。2年ほど前の話です。...

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リコールと規正法改正で舛添知事を追放せよ

舛添知事の頭の中はオモチャ箱 舛添都知事の政治資金の私的流用疑惑について、調査報告書が発表されました。報告書や会見の様子を拝見すると、都知事は外見は大人でも、精神構造は大人になりきっていない子供並みの人物であることがよくわかりました。自発的に辞める気配はありませんから、リコールで退陣に追い込む運動を起こすべきでしょう。...

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広島を訪問したオバマ氏の重大な忘れ物

売り放題の通常兵器をなぜ野放し G7サミット(先進国首脳会議)で来日したおり、オバマ大統領は現職として初めて被爆地、広島を訪れ、多くのメディア、識者は、「核兵器なき世界へ」の歴史的な意義を絶賛しました。そのことにまったく異論は唱えません。異論があるのは、もう一つの深刻な問題が、オバマ・フィーバーの影に隠れてしまっていたことです。...

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ザル法、見ざる、言わざる、聞かざるの知事辞職

ジャーナリズムの劣化の象徴 舛添都知事の辞職は騒ぎのバカバカしさとともに、日本の政治、社会、ジャーナリズムの質の低下を見事に物語りました。バカバカしすぎると思いながらメディアの報道に連日、ついつい引きずり込まれたのは、今の日本を理解する象徴的な事件だったからでしょう。...

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首相密着の新刊「日本会議の研究」の謎

出版停止はおとり作戦か 首相はもちろん、安倍政権の閣僚が大勢、参加しているのが「日本会議」です。関係する国会議員は260人だそうです。神社系の宗教団体、霊友会、さらに生長の家の元活動家も加わっているとされ、宗教色が濃いようですね。その「日本会議」を題材にした新書日本会議の研究 (扶桑社新書)が出版され、重版を重ねています。安倍首相の思想的な背景を知るのに役立つと思い、買ってみました。...

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「まだ生きるのか90歳」麻生発言の盲点

高齢者を優遇する政治の結末 麻生副総理・財務相が「90歳になって老後が心配だとか、わけの分からないことを言っている人がテレビに出ていた」と発言したそうです。この「またか暴言か」には続きがあり、「おい、いつまで生きているつもりだよと、思いながらテレビをみていました」です。麻生さん、高齢者を若い世代をよりずっと優遇してきた社会保障制度のあり方が、日本に超高齢化問題をもたらしたことをどうお考えなりますか。...

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EU危機は統合の世紀への反逆

経済連携TPPはご破算も 欧州連合(EU)からの英国離脱で、「よもや」、「まさか」が現実になりました。予想可能な「連続的な変化の時代」から、予想不可能な「非連続的な変化の時代」に入ったようです。われわれの常識を支えていた世界の枠組みが突然、常識を覆して過去へと逆流してしまう時代になりました。...

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EU危機の本震、予震、余震は何か

格差の拡大が社会を分断 EU(欧州連合)の分裂危機ほど、無数の問題点の指摘、解説が飛び出していることも珍しく、どれもがもっともらしく聞こえてきます。動揺を始めていた活断層があちこちで動き出した感じです。どれが本震、予震、余震かもはっきりしません。私は、最も本質的な震源は、国民投票を公約したキャメロン首相の失敗、はびこるポピュリズムというより、転換期に入ったEUのあり方そのものにあると思っています。...

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君が代は試合前の歌に向かない

戦意が盛り上がらない 東京五輪組織委員会の森喜朗会長・元首相が、リオデジャネイロ五輪の選手団壮行会で、「君が代を歌えない選手は日本の代表ではない」と苦言を述べました。勘違い、場違い、それと本音が混ざっているような発言で、思わずぎょっとしました。...

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日経も気をもむ?EU危機は英経済紙FTに飛び火か

買収した日経紙も気をもむ EU(欧州共同体)と英国の離脱交渉は2年はかかり、不透明感が続きます。企業にも多大な影響をもたらし、時間がかかればかかるほど、英国から離脱する金融機関などの本国離脱、外国企業の大陸への移転は増えるでしょう。特に英国が旗を振るマネー資本主義やグローバリゼーションの守護神を務めてきたフィナンシャル・タイムズ紙(FT)への影響は必至です。...

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参院選で示した朝日新聞の無力

世論の本音を知らない 安倍政権はまたも参院選で圧勝しましたね。自公で改選過半数、改憲勢力で3分の2を獲得しましたから、悲願の憲法改正が視野に入ってきました。安倍政権に真っ向から対抗しようとしてきたのが朝日新聞です。朝日の論調、報道紙面は世論を動かす力をすっかり失ってしまいました。...

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天皇の生前退位で宮内庁は逃げるな

人道上の問題ではないのか 天皇陛下が生前退位を望んでいるとの報道がありました。早くも宮内庁関係者の一部には、「困った事態になる」と、逃げの姿勢のようなものが感じられます。天皇に対して失礼な言葉を許して頂けるとすると、これは人道上の問題です。込み入った議論、複雑な手続き、反対派に対する説得などが必要でしょう。宮内庁はもう逃げていけません。...

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無法の陳列棚のロシアとの付き合い方

北方領土交渉は当分、棚上げに 国際社会を代表する無法国家はロシアと中国です。無法、不法行為を働いて、謝罪するどころか、国際機関の判決、判定を無視し、居直りを続けています。ロシアは国家主導でドーピングを行っていたことが分かり、国際オリンピック委員会(IOC)、世界反ドーピング機関(WADA)が五輪の参加停止を検討しています。聞く耳を持とうとしない無法国家とどう付き合うかが大問題ですね。...

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事故招くポケモンGOに安全規制を

予防措置とらねば損害賠償請求を スマートフォン向けのゲーム「ポケモンGO」があっという間に、世界の39か国・地域に広がり、夏休みということもあって、日本でも列島中がブームで沸いています。ネット時代に生きる開発者の知恵に感心しながら、ゲームに限らず、世界はこうして劇的に変わっていくのだろうなと思うと、恐ろしささえ感じます。...

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都知事の報酬カットは間違った選択

賃上げのアベノミクスにも逆行 間もなく都知事選の投票日です。小池百合子氏は早くから当確でしたね。小池氏を始め何人かの候補者が、知事報酬のカットを選挙公約の目玉に掲げていることを、私は残念に思ってきました。「半減する」と小池氏は言います。こんなもので有権者を釣ろうするのも間違いだし、自分は低報酬に見合った能力しかない候補者だと、言っているのと等しいのです。...

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名ピアニスト中村紘子さんの思い出

アンコールで8曲もサービス 日本を代表する名ピアニストの中村(本名福田)紘子さんが、ガンとの闘病生活もむなしく亡くなられました。個人的にも親しくさせていただいたことがあり、ピアニストの実像をそばで何度も拝見する機会がありました。私が一時、出向していた出版社が中村さん、夫の芥川賞作家、庄司薫さんの著書を出していましたのが何かの縁となったのです。...

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女性都知事を生んだ男たちの無神経

石原、森、鳥越の3氏が“貢献” 小池百合子氏を都知事に当選させた裏には、様々な原因があるでしょう。そのなかでも私は男社会のあまりもの無神経さが小池氏の勝因、男性候補の敗因につながったと、思っています。...

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女性とキーワードで決まるネット政治

露出度のアップを優先する政治 安倍政権は28兆円の経済対策「未来への投資」を決め、その翌日、第三次改造 内閣を発足させました。経済対策の中身、改造内閣の陣容を眺めていますと、ネット対策を重視する政治がまた一段と進んだように思います。与党の座を死守しようとして、ネット時代を生き抜くノウハウばかりに気をとられていると、有権者に結局、あきられます。...

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第二の玉音放送への答えは特別立法

早期の結論を最優先に議論を 天皇陛下が生前退位をにじませ、率直なお気持ちを表明されました。昭和天皇は1945年8月、玉音放送で国民に敗戦を伝えました。それに次ぐ第二の玉音放送といえます。「身体の衰えを考慮すると、象徴としての務めを果たしていくことが難しくなる」というご自身の声は悲痛です。...

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